円滑なコミュニケーションには笑顔が一番!

≪笑顔は職場に貴重な情報をもたらす≫

先月孫が生まれました。
生まれてから7日後の対面でした。

眠っていましたが、
夢でも見ているのでしょうか、
時折り笑顔を見せてくれました。

あなたも生まれて間もない赤ちゃんに
微笑みかけられた時、思わずこちらも
笑顔を返してしまうことってありますよね。

気持ちが「ほっこり」とします。

赤ちゃんならずとも、大人の笑顔もそうなん
ですが、笑顔が持つ力はすごいんですよ!

自分も元気になるのですが、周りの人も同じ
ように笑顔になってくれます。

自分を笑顔にしてくれた人には
好感をもつでしょう。
その好感が広がり周囲の人を巻き込んで
明るくしてくれるのです。

私の職場でも、いつも笑顔で仕事をこなして
いる同僚がいます。

得意先との電話でも、その笑顔が伝わって
いるかのように明るい声で応対しています。

きっと相手も電話の向こうで
話しやすい人だなぁ、
と思っているにちがいありません。

何でも話せるような雰囲気は、気軽に何でも
話せる職場づくりに貢献しているのです。

明るい職場は、来社してくるお客様の数も
増えてきます。

そんな職場になると、貴重な情報がどんどん
持ち込まれるようになり、会社もいち早く
変化に対応できるようになります。

市場の動向に、同業他社の動向調査に、
リスクマネジメントなどに大いに役立ちます。

笑顔の効果は大きいでしょう。

笑顔の効果は自分の職場だけに留まりません。

笑顔は相手に安心感を与えます。
病院での診察がそうです。

先生や看護師さんから笑顔で
声をかけられると、病気に対する不安が
スーッと消えていきます。

≪笑顔の効果は健康にも!≫

“お腹を抱えて笑う”とか

“お腹が痛くなるほど笑う”とか
表現することがあります。

そんな笑いが、心と体にとって健康効果が
あると云われます。

笑いが心と体に良いことだと、
医学的に実証されつつあります。

若くて健康な人の体にも、
1日3,000~5,000個ものがん細胞
が発生しているそうです。

がん細胞や体内に侵入するウィルスなど、
体に悪影響を及ぼす物質を退治しているのが、
リンパ球の一種であるナチュラルキラー
(NK)細胞です。

人間の全身を巡りながら、
がん細胞やウィルス性感染細胞を見つけて
攻撃しているのです。

人間の笑いがNK細胞を活性化して体の
免疫力を上げます。

他にもいろいろ効果があります。

脳の働きにも効果があり脳が活性化されます。
新しく学習する時に働く脳の海馬は、笑いに
よって容量が増えます。
その効果で記憶力もアップします。

血行が促進されます。
人は笑うと、体内に酸素がたくさん
取り込まれます。そのため、血のめぐりが
よくなって新陳代謝も活発になります。

アンチエイジングにも笑顔の効果があります。
笑顔ができると、肌や髪がきれいになり
体全体が若々しくなります。

人には自律神経があります。
交感神経と副交感神経とでできています。

交感神経は、活動している時や緊張している時、
ストレスを感じている時に働きます。

副交感神経は、ゆったりしている時や睡眠を
とっている時に働きます。
血管は適度にゆるくなり、
血の巡りが良くなり血圧も下がります。

この副交感神経を働かせることができるのが、
笑顔なんです。

身体の血の巡りがよくなり、
肌や髪が若々しくきれいになるというわけです。

≪あなたは笑顔に自信がありますか≫

上手なコミュニケーションのとり方は、
まずは笑顔です。

笑顔でいるためには表情筋を鍛えることです。

コミュニケーションに関する研修に参加すると、
「笑顔になるためには口角を上げて」と指導を
受けます。

角が下がってしまうと、
どこか怒っているように見えるからです。

口角をあげて歯が見えるようにします。
そうすると口角があがります。

他にも笑顔づくりのトレーニング法は
たくさんあります。

何よりも大事なトレーニングは、
ふだんの笑顔での挨拶です。

職場、学校、近所、友達、家族、
一日一回は必ず挨拶をするでしょう。

笑顔いっぱいでの挨拶を心がけて継続すれば、
自然に身に付くものです。

あなただけでなく相手も気分よくなります。
コミュニケーションも円滑になります。

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