あなたは、
会社での同僚や自宅のご近所さんと、
何気なくおしゃべりをしていますよね。
単なる挨拶だけで終わる時もあれば、
ただのお喋りタイムになってしまう時も
あります。
ところが、この雑談を苦手と感じている人も
いるようです。
これが職場で他部門との会議であったり、
地域社会での会合などとなってくると、
そうも言ってはいられなくなります。
最近あったことなど、
たわいもない雑談を始めることで、
ミーティングを行う場が和み、
双方の意見が活発に出るようになります。
本題に入る前、その場の空気を作るための
雑談がなされているのです。
ふだんは意識をしませんが、この雑談が
コミュニケーションを取るための大事な
潤滑油の役目を果たしているのです。
わざわざ雑談など無駄なことをしなくても
良いのでは、と考える人もいます。
しかし、何もない沈黙の時間は同席している
人の関係を気まずくざせてしまう原因にもな
ります。
雑談があるだけで、その場の空気が良くなる
のは間違いありません。
周りの人から「この人、話しやすいな~」と
思われます。
すると、思いもしない意外な事を聞き出せる
かもしれないのです。
雑談は何かと役に立つんですよ。
≪雑談苦手は克服できます≫
相手と会話を楽しむ時間を持てれば、互いに
親近感が湧き好感度も増します。
仕事にも日常生活にも取り入れていくべきです。
面白い話やためになる話ばかりが、
相手に良い印象を与えるわけではありません。
何も雄弁である必要はありません。
会話を苦手だと思う人も、いつもの会話で
ポジティブな発言を心がければ大丈夫です。
相手に質問の一つでも投げかければ会話は
続いていきます。
自分の考えを口にするだけで、自分の心を
オープンにしているのです。
そうするといつの間にか相手も心をオープン
にしてくれます。
苦手と思わずに人に話しかけてください。
簡単に克服できます。
≪会社やビジネスの場面でも役に立つ≫
人はコミュニケーションを取らない限り
良い関係を築くことはできません。
仕事の手を休め休憩時間の時でも、
上司や部下との雑談の一時があれば楽しい
時間になります。
上司は無言の部下より雑談相手をしてくれた
部下の方を楽しい人だと思うでしょう。
少しの雑談だけでも良好な人間関係を築く
ことができます。
あなたが、営業訪問先でいきなりビジネスの
話を始めたとします。
お客様の心は閉ざされたまま商談は進むこと
になります。
そうすると、お客様の本音を聴き出すことは
できないでしょう。
それでは本当の顧客ニーズはつかめません。
契約を成立させるには難しいでしょうね。
次に会った時も気軽に話は出来ないでしょう
から。
営業先では聞き上手になることが大事なん
です。本題に入る前のちょっとした雑談が
必要ですね。
≪初対面や恋愛の場面でも役に立つ≫
話しやすい雰囲気を作れば初対面の人でも
本音をしゃべってくれます。
緊張した雰囲気では思ったことを伝えること
は難しいです。
自然な笑顔と穏やかな口調で会話をすれば、
相手はリラックスしてくれます。
相手に合わせて話題をかえてやれば、本音も
聞き出すことができるでしょう。
これができるようになれば、
雑談力が身に付いた証拠です。
≪聞き上手になるには?≫
雑談力を高めようと思えば、雑談の為の
面白い話のネタを探すことにもなります。
人の話や人の深い話が気になるように
なります。
そうなれば、人のことに興味がわいてきます。
人のことが好きになってきます。
人の話を聞きたいと思うようになります。
自然に聞き上手になってくるのです。
人を好きになり、
少しだけ相手のことを考えるようにすれば、
雑談するスキルはアップしてきます。
社会で愛される人物になれること
間違いありません。