コミュニケーションは五月病を解消してくれる!

年のゴールデンウィークもそろそろ終わり
ですね。

あなたはこの休暇でリフレッシュできた
でしょうか。

“バッチリ充電できたよ!“という方は、
連休明けからもバリバリ活躍されることで
しょう。

≪だれでもかかる五月病≫

ところが、この連休明け頃あたりから心身の

一時的不調を訴える人がいます。

心と体の疲れにより、何をやるにしても億劫
になる症状が現れます。

連休中の不規則な食事や夜更かしだけが原因
ではないのでしょうが、俗にいう五月病です。

この症状は五月だけに限って起こるものでは
ありません。

新しい環境に慣れようと最初は頑張っていた
人が、次第に心身ともに疲労し、エネルギー
が持続しなくなり、やる気が起こらなくなる
のです。

かつては、特に若い社会人一年生に多く
見られました。

最近では、人事異動による転勤、部署異動や
転職などで新しい環境に慣れようと頑張る
中高年にもその症状を訴える人が多くなって
います。

それでも新しい環境に慣れてくると自然に
解消する人が多いのですが、現代のストレス
社会では誰でもこの五月病になる可能性があ
るのです。

一見やる気がなさそうに見えるので、周り
の人は「気力が足りない」とか「怠けている
だけ」と見てしまいます。

本人はさらにプレッシャーを感じて症状が
ひどくなるケースもあります。

放置しておくと最悪「うつ病」につながる
こともあるので要注意です。

≪五月病の原因はストレス≫

誰もが新入社員の頃経験することでしょうが、
思い描いていた理想と現実のギャップに悩む
こともあります。

そのギャップが埋められない時間が続くと
ストレスは溜まるものです。

新入社員に見かけられることが時にあるので
すが、入社がひとつのゴールとなってしまい、
次の目標を見つけられない人もいます。

新しい配属先や転職先で思うように自分の
キャリアが活かせない、
逆にスキル不足を痛感させられる、などの
場合はショックが大きいですよね。

職場や仕事の内容が考えていたものと違いす
ぎる、などの場合もそうですね。
ストレスを抱え込んでしまいます。

新しい人間関係をうまく築けないケースもあ
ります。人間関係を築けないと、職場で上司
や同僚に質問や相談がしづらくなりますよね。

職場の雰囲気に溶け込めない、環境に適応
できないなどがストレスの原因となってし
まいます。

≪ひょっとしたら五月病?と思ったら≫

・人と会うのが面倒くさくなってきた
・イライラするようになった
・食欲がなくなってきた
・夜、寝付けなくなってきた
・身だしなみを整えることが億劫になってきた
・考えることがマイナス思考になってきた
・会社に近くなってくると気分が悪くなる

このような心身の不調が出れば要注意です。
原因は疲労やストレスと考えられます。

ストレス耐性がある人なら五月病になること
は少ないのですが。

症状が長引くようであれば、
メンタルクリニックでの受診をお勧めします。

≪少しの心がけで五月病を予防できます≫

「何事もパーフェクトでなければダメ?」

一生懸命に取り組むことは周りからも高い
評価を受けます。

でも、すべてに完璧を求めたら自分自身に
大変なプレッシャーを与え続けてしまいます。
時には失敗もいいじゃないですか。
たまには”スキ“もみせないと。

「適当に体を動かしていますか?」

リズミカルな運動を心がけてください。
スクワットや階段の昇り降りなど効果があり
ます。

一定のリズムを刻む運動を反復して行うと
セロトニン神経が活性化されます。

セロトニン(幸せホルモンとも呼ばれていま
す)が増えます。自転車、ウォーキング、
水泳なども良いですね。

※セロトニンの解説はこのサイトが分かりや
すいです。

幸福感を高めるセロトニン!
医学博士がわかりやすく解説(基本編)
Rhythm:(https://www.life-rhythm.net/happy-hormone-serotonin1/)

「規則正しい生活でセロトニンを増やす」

セロトニンの不足は連休中の夜更かしも
原因の一つです。
セロトニンは脳の覚醒(起きていること)を
促します。

セロトニンの分泌を促すためには、毎朝太陽の
光を浴びるのが効果的です。

休日もある程度決まった時間に起き、生活
リズムを崩さないよう心がけましょう。

「誰かとコミュニケーションをとって」

悩みごとを一人でため込むのは
良くありません。体に毒ですよ。

ゆっくりできる休日こそ、友達や家族など
身近な人と会話を多くしましょう。

悩んでいることや、愚痴を聞いてもらうだけ
でも気持ちはスッキリします。

職場ではしない、たわいのないことを話す
だけでもストレス解消します。

家族や友達に、悩みを聞いてもらい
アドバイスをもらえば心も軽くなります。

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