あなたは困った時、悩んでいる時、仕事で行き詰った時、どんな人に相談しますか。
信頼できる人が常に側にいるといいのですが。
いつも笑顔で近寄りやすい人に声をかけてしまいませんか。
安心して悩みや困ったことを相談できる人ですね。
ところで、職場や日常生活で、いつも人に囲まれている人気者っていませんか。
「この人と話していると楽しい」、「この人と話して良かった」、
「この人の話はわかりやすい」などと思える人です。
私たちの周りには、こんな人っていますよね。
コミュニケーション能力が高い人です。
コミュニケーション能力って?
コミュニケーションツールは手軽で便利ですから、ついついこれを利用して簡単に済ませることが多いですね。
ビジネスシーンでも急ぎの場合、リモートで打ち合わせを済ませたり、チャットでの情報のやりとりで互いの考えを伝えたりできます。
とはいえ、対面での会話をていねいに重ねなければならない時もあります。
こんな時代だからこそ、コミュニケーション能力の重要性が改めて強調されるようになりました。
なぜなら、私たちの仕事、恋愛、人間関係、ひいては人生までにも影響を与えるのがコミュニケーションだからです。
コミュニケーション能力が高い人の特徴を考えてみます。
いつも明るい
・いつも笑顔でそこにいるだけで雰囲気が良くなる人
・いつも声に張りがあってはつらつと喋る人
・いつもニコニコ笑顔なので周りの人は緊張感が解けてしまいます
あなたの警戒心も薄れてしまうでしょう。
人の話を聞き逃さない
・話すことより聞くことに集中しているので、話のポイントを押さえて会話が広がる
・会話のキャッチボールができるので意思の疎通ができている
・うなずきや相づちで聞き役になり会話を促す
・相手との共通点を見つけ話を盛り上げる
あなたはついつい本音を喋ってしまうでしょう。
相手の気持ちを理解する
・人の気持ちや感情をくみ取ることができる
・相手の「自分のことをわかって欲しい」、「認めて欲しい」の気持ちを理解している
・相手に合わせ心を開かせることができる
返事や相槌だけで終わらせない
『そうなんですか』、 『なるほど』、 『すごいですね』、などと返事だけでは丁寧な会話にはなりません。
相手の話に関心をもっていることが伝わりませんので、必ず一言二言付け加えて会話をすすめます。
相手をねぎらう話術を心がける
相手がネガティブな話題を始めたら、労う言葉を使って会話を進めます。
相手の立場を大事にすればコミュニケーションは望ましいものになります。
例えば、『ほんとうに大変でしたね』、『おつかれさまです』、などと労いの言葉が相手を尊重していることになります。
話を論理的に組み立て、結論が明確
・相手に伝えたい結論から先にしゃべる
・特にビジネスシーンでは、客観的な事実を先に伝え自分の考えは後に伝える
ダラダラと話しが長くなってしまうと論点がぼやけてしまいます。
話し相手の関心も薄らいでしまいます。
コミュニケーション能力を高めるには
コミュニケーション能力を向上させることはそんなに難しいことではありません。
多くの人と出会い積極的に会話を重ねていけば大丈夫ですよ。
多くの人から多くの話題を知ることができます。
そんな経験が、あなたの知恵の引き出しに蓄積されていくのです。
コミュニケーションは相手の立場に立って、会話の経験を重ねれば能力は向上します。
積極的に行動していきましょう。
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