コミュニケーションには観察力も必要です!

≪話すと聞くだけではコミュニケーション力は不充分≫


事以外でも、家庭や恋愛などの場面でも、
相手の心をうまくつかむことができれば良
いですね。

信頼関係も上手に築けます。

対人関係で必要とされるのがコミュニケーシ
ョン力です。

このコミュニケーションでは三つのスキルが
重要になります。
「聞く力」、「説明する力」、「観察する力」
です。

なかでも「観察する力」が身に付くと、
コミュニケーションが豊かになります。

私には二度と経験したくない失敗があります。
起業して初めて契約できたクライアントとの
トラブルです。

私は、ベンチャー企業や、営業力が整備されて
いない小規模企業への営業支援をメインの事業
として起業しました。

そのクライアントとの契約後、半年ほど経過
したところで少し仕事の進め方の修正に迫られました。

社長への説明は無事に終わりました。
途中、いつもとは少し違う表情を見せては
いましたが、さほど気にはなりませんでした。

すんなり了解を得られるものと考えていました。

ところが、数日後、契約打ち切りの連絡が
入ったのです。

仕事の進め方の修正に、信頼がおけなくなった
とのことでした。

あの時の表情の変化が、そのシグナルだった
んですね。

仕事の進め方の修正が原因だったにしても、
表情の変化から相手の考えを確認すべきだっ
たのです。

この「観察力の無さがビジネスチャンスを
つぶしてしまった」、との思いが今でも消えません。

自分がとった行動への相手の変化に気付いて
いれば、その結果次に何をしたらいいのか直ぐ
に対応できたはずです。

この失敗は、言葉で伝えること以外の
コミュニケーションスキルの重要さを知った、
苦い経験でもあり貴重な教訓でもありました。

『非言語コミュニケーション』のことを
勉強するきっかけにもなりました。

≪非言語コミュニケーションって?≫

の「非言語コミュニケーション」には重要な
役割があります。

『相手の状況を理解する』

相手が無意識に見せる表情、声のトーンや
しぐさはさまざまなメッセージをおくって
いるのです。

相手が言葉にできていない本心がわかります。

このスキルを身に付けることができれば、
私が経験したようなトラブルも回避できます。

だれでも避けることができるものなら避けたい
ですよね。

『言葉を補完することができる』

☆表情は、相手の気持ちを読み取る上で非常に
重要な要素です。

相手の表情の変化で、自分の想いがちゃんと
伝わっているかどうか判断できます。

☆声の質で相手の印象を判断しがちです。

自分の声が人より高いと感じている人、
低いと感じている人、それぞれにその場に
適した音質を心がけて下さいね。

声の大きさも同様に相手に与える印象が
違ってきます。
機会を作って自分の声はどうなのか、
周囲の人の意見聞いておきましょう。

☆話すスピードと話の間にも気をつけて。

スピードが速い人は「せっかち」な印象
を与えます。
逆に遅い人は「マイペース」な印象を与えます。
相手に合わせたスピードを心がけると良いですね。

それと会話の間です。
一方的にまくしたてるのは論外ですね。

相手が考えながら聞いているようなら、
その反応に合わせて話すことです。

沈黙を怖がる必要はありません。


『相手に安心感を与えることができます』

動作も重要な役割を果たします。
相手の話に「うなずき」を入れて応えると、
話し手は聞き入れてもらえている、
と安心感を持ちます。

非言語コミュニケーションの効果は、
相手との信頼関係を築くことが容易になり、
コミュニケーションをスムーズに取ること
ができます。

言葉だけでは足りない部分を補完してくれる
力を持っています。

≪非言語コミュニケーション力を活用して!≫

事でも家庭でも、
非言語コミュニケーション力の効果は大です。

仕事でも家庭でも、
聞き上手になれば良好な人間関係をつくる
ことができます。

非言語コミュニケーションの特性を活用し、
話しやすい雰囲気の場を作れば、相手が本当に
伝えたいことを知ることができるようになります。

仕事でも恋愛でもうまく活用してくださいね。

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