≪共感力が円滑な人間関係をつくる鍵≫
日常生活の中で、職場の上司や同僚、
知人や友人、周囲の人々との人間関係
は避けては通れないものです。
コミュニケーションが大事だとはわかってい
ても、人間関係をうまく築けず仲間から取り
残される人がいます。
一方、誰かと出会うたびに即座に関係を築け
る人もいます。
この違いはどうして生まれるのでしょう。
良好な人間関係を築くポイントは
「共感力」に違いありません。
「共感力」はコミュニケーションを円滑にする
ためにも、欠かすこのできない重要なスキルな
のです。
Wikipediaによると、
『他者と喜怒哀楽の感情を共有すること
を指す。もしくはその感情のこと。
例えば友人がつらい表情をしている時、
相手が「つらい思いをしているのだ」という
ことが分かるだけでなく、自分もつらい感情
を持つのがこれである。』とあります。
もう少し詳しく言い換えると、
「自分がこの人の立場だったら、こんな風に
感じるだろうな」と、相手の内面までを感情
的に理解することです。
相手の話をしっかり聞ける聞き上手で、
相手の気持ちを汲んで寄り添うことのできる
気遣い上手のことです。
ふだんの家庭生活やビジネスシーンでの
コミュニケーションでは、「共感力」がある人
が人間関係を上手に築くことができるようです。
≪この「共感力」を心がければ≫
あなたは職場で周囲の人と、
「この人だったらわかってくれる」
「この人だったら信頼できる」
「この人だったら話を聞いてくれる」
と感じてもらえるような人間関係を築きたい
と考えたことはありませんか。
プライベートシーンでも、このような人間関係
を築くことができたら、ほんとうに良い関係の
中で日常生活をおくれると考えたことはありませんか。
「共感力」を自分のものにすると、
・相手の望んでいる対応ができるように
なります
・相手の求めていることが理解できるように
なります
・営業マンならば、相手の真のニーズが理解
できるようになります
・相手の立場が理解できるので、相手を説得
できるようになります
・相手が自分の言動をどう見ているのか
わかるようになります
・周囲の人のモチベーションを上げる方法が
わかってきます
・自分とかかわっている人の反応がわかる
ようになります
・職場でのトラブルが少なくなります
「共感力」を高めれば、
良い上司に、良い部下に、良い仲間に
恵まれます。
職場でも、地域社会でも素晴らしいリーダー
になれるのです。
共感することでコミュニケーション能力は
間違いなくアップします。
≪共感力をマスターするには≫
『相手の話しに真摯に耳をかたむけ内容を理解する』
決して対立しないことです。
否定や反論は決してしないことで相手との共感
が生まれます。
相槌をまじえながら、相手の言葉を繰り返し
たり、言い換えたりします。
相手も真剣に話すようになり理解ができるよう
になります。
『相手の立場になる』
相手の立場になって物事について深く考えて
みましょう。
これを言えば相手はどう感じるだろうか。
自分の気持ちではなく相手の気持ちを良く考えるのです。
『相手の感情を想像する』
口調や言葉、表情から相手の感情を想像します。
そしてその想像について聞いてみましょう。
相手と同じ感情をもてば共感しやすくなります。
『相手への好奇心をもって』
相手のことを知りたいという好奇心いっぱいで
話をすることです。
相手の話に興味をもつことです。
そして、
相手のことを細かく観察してください。
その人のことがわかるようになります。
初対面でも直ぐに打ち解けられます。
≪是非とも共感力を高めよう≫
人の気持ちを理解できる「共感力」の高い人は
コミュニケーション能力に長けています。
職場でも、プライベートでも威力を発揮する
のは「共感力」です。
仕事は共感力で成果を出す!
仕事がうまくいけばプライベートも順調!
これを機会に、
ぜひとも共感力を磨いてみましょう。