自信と過信は紙一重!

は20年以上勤めた会社を辞め、温めて
いた夢を実現しようと起業しました。

起業してから15年目に入っています。

起業前、約1年間は悩みつづけました。
準備不足の感は否めなかったのですが
決断しました。

幸い、支援してくれる人も現れ順調な
スタートでしたね。

20年以上同じ業界で仕事をしていると、
仕事を通じて仲間もできます。

そんな知人を頼りにスタートしたのですが、
時間の経過とともに思い通りにならなくなって
くることがわかってきます。

けっして過信していたわけではないのですが・・・・・

会社勤めの頃は同僚や部下の力も借りながら
仕事ができます。
残念ながら、一人での活動では限界が見えて
きます。

一緒にやってくれるだろうと期待していた
仲間も、ついては来てくれませんでした。

何よりも大きかったのは、勤めていた会社の
看板を使えなくなってしまったことです。
当然、覚悟はしていましたがそれ以上でしたね。

結局、最初に想い描いていた結果にはなりま
せんでした。
鳴かず飛ばずのままで15年目に入っています。

とはいえ、独立後たくさんの新しい仲間が
できたことに感謝しています。今までに
知らなかった業種の人たちとの出会いは財産ですね。

いただいた名刺の数だけ世間が広くなった気がします。

驚きだったのは、将来起業しようと考えている
学生がたくさんいることです。
そんな彼らは、セミナーや交流会などにも
積極的に参加し、実践的な知識を吸収しています。

多くの経験を通して、自信を深め将来活躍
することでしょうね。

えば、自信と過信は紙一重なのかも知れません。

振り返って考えると、自分自身の力量を実際
より高く評価していたつもりはありませんで
したが、結果をみると過信していたと指摘さ
れても反論できません。

実際ふたを開けてみると違ったわけですから・・・・・・・

何かに取り組む時、自信をもつことは大事な
ことです。
ただし、今の自分をありのままに自己評価す
ることを忘れてはいけません。

そうでなければ自信が過信になってしまい、
失敗してしまうことにつながりかねません。

業したいと悩んでいる時、信頼できる仲間
に相談したこともあります。
その時の仲間の反応は反対でした。

何事もやってみなければ判らないことは
たくさんあります。
そんな思いだけで仲間の話を聞いていたの
でしょう。

反対意見の理由をもっとしっかり聞いて、
検討するべきだったのかも知れませんね。

それでもなお、自分の想いが揺るがなかった
ら一層の自信にもなったはずです。

先日、業種は違いますがほぼ同時期に独立した
知人からメールがありました。

起業した頃、異業種交流会で知り合った人です。
おかげで15年無事にやってこられた、
との周囲への感謝の言葉が綴られていました。

自信をもって、やるべき努力や辛抱を続けて
いれば必ず応援してくれる人が現れます。
やるべきことをやっていれば、どんなに失敗
しても応援してくれる人は必ずいます。

自分のメンターを見つけることも重要です。
人間が成長するにはたくさんの経験を積み
重ねることです。
多くの経験と才能ある人を見習うことは、
自分に必要なことが分かってきます。

自分の現在を知れば、自分の力をどう使えば
いいか分かるようになります。
自信につながってきます。

自信が自分の能力を超えてしまえば過信に
なってしまいます。
うぬぼれ、傲慢になってしまいます。

ほんとうの自信は、自分の能力を正しく正確
に評価できることが重要です。

自信と過信は紙一重です。

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