SNSだけの非対面コミュニケーションで大丈夫?
今やスマートフォンはすっかり私たちの生活に溶け込んでいます。
必要な情報はインターネットを通じて、スマホでいとも簡単に手に入れることができます。
スマホとSNSの普及は、情報だけに限らずコミュニケーションツールとしてすっかり定着してしまいました。
気がつけばスマホの基本アプリとして、LINEやTwitterなどのサービスは当たり前のように利用されています。
通勤途中の電車内、職場での休憩時間では、スマホを片手に熱心にコミュニケーションをとっています。
そのほとんどが個人的なメールのやりとりであったり、会社からの業務連絡であったりします。
便利で効率的なコミュニケーションツールは、私たちに生活に革命的な変化をもたらしました。
さらに、コロナ禍にあってリモートワークは珍しくなくなりました。
旧来の働き方しか知らなかった私も、出かけることなくskypeやチャットツールなどを使った仕事が増えてきています。
ところが、最近なんとなく物足りなさを感じるようになりました。
確かに便利で業務も進行しているわけですが、対面コミュニケーションで感じられていた手応えがないのです。
リアルなコミュニケーションで得られていた共有感が薄いのです。
SNSだけのコミュニケーションでは物足りないのでは?
SNSの良さは何といっても気軽で時間や場所も気にせずに、世界中の人とやりとりができる便利さですよね。
人とのつながりが世界中に広がることも夢ではありません。
私自身もFacebookを開設したところ、懐かしい友人や外国で活躍している仲間から、近況の知らせであったりメッセージが届いたりします。
写真や動画もアップロードできるのも楽しいですよね。
とはいっても、ビジネスシーンでは実際に得意先へ訪問し面談したり、会社で顔を合わせて相手の反応を見ながらの打ち合わせといった、信頼構築のしやすさは対面の方がいいですね。
SNSを活用するなら、資料や画像ファイルなど言葉ですべてを表現することが面倒な場合は事前に送信しておけば会議や打ち合わせがスムーズに進みます。
最近はネットで出会い、恋愛することもあるそうですね。
ネットを悪用した暗い事件ありましたが、事前に万全の対策をしているなら良い出会いに恵まれる機会もありそうです。
ただSNSの本来の目的は出会いではないでしょう!
リアルな対面コミュニケーションの方が、表情や反応を受け取ることができます。
恋愛が情緒豊かに進展するような気がしますが。
非対面のSNSでは表情や反応が見えません!
働き方改革が声高に言われるようになり、さらに新型コロナウィルス感染の心配が加わり、リモートワークの普及が広がりを見せています。
特にビジネスシーンでは、対面コミュニケーションが減少傾向にあります。
長い時間をかけて通勤せずとも、会議に参加できるし、外出先から部下に指示を出したり、外出先で会社から指示を受けたり、働き方も変化してきました。
SNSを活用すれば、場所を問わずコミュニケーションがとれます。
急ぎの連絡・確認、指示がスピーディに行えます。
チーム内で同時に同じ情報を正確に早く伝えることも可能になります。
一方、対面と違って表情やリアクションの微妙な反応が伝わりにくい難点があります。
行き違い、誤解が生まれる可能性があります。
相手に感情まで伝えることは難しいです。
対面ではないことを肝に命じて活用することが大事です。
非対面のSNSと対面コミュニケーションを使い分ける
スマホの普及につれて、対面コミュニケーションの減少は止むを得ないことです。
コミュニケーションのスキルが低下するのでは、と心配してしまいます。
自分自身もコロナ禍で人と面談する機会がめっきり少なくなってしまいました。
コミュニケーションのとり方が、下手になった気がして不安になってきました。
対面、非対面、両方のコミュニケーションにそれぞれに良いところがあり、弱点もあります。
日頃の報告、連絡などはチャットやメールで済ませても良いでしょう。
重要な決定事項やグループの総意を求めるなどの時は、対面の会議やWEB会議でと使い分ける必要があるようですね。